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朝目覚めるとリラの僧院の写真が目の前にあった。
とても気になる場所だ。
ブルガリアという国もそうだ。
ヨーグルト、バラの精油。
ヨーグルトには朝露を入れて食べるという。
この軽やかさはなんだろうかと問いかけると、
それは判断をしなくなって、抵抗が減ったからだと
いうことがわかった。
体のどこかが重いと感じていたのは、判断という塊
だった。
境が取り払われて、統合されていくものが
増えている。
流派など、排他や差別化のために作られた
境は消滅して、おおもとの繫がりに還っていく
感覚があちらこちらで感じられる。
11月23日は地球と宇宙のエネルギーがシフトするときだと
聞いた。
その前1ヶ月くらいまわりの人たちも熱やらのどいたやら
で変化前の準備をしていた。
ずっと冬眠のような数ヶ月をすごしていた友人も
この日を境に活動をしている。
自分が変わると人も変わる。
そして関わっていたときの学びや気付きが
修了したとき、そのかかわりもシフトする。
いつも会っていた友人と会うことがなくなったり、
一緒に活動していた集団からは、ひとりひとりが
別の方向に動いていき、その集団の役割が
変化したり了ったり。
そんなことを見たり、聞いたり体験している。
英語で卒業式をcommencementというが、
それは「新たな始まり」という意味でもある。
静かな朝の空。
でも街はざわついていた。
体操の個人戦で金メダル、銀メダルを取った
日本体操。
運動が得意ではなかったぼくは、走ったりという
ような競技は苦手だった。というか運動全般が
それほど得意ではなかった。
今から思えば、人と比べることで劣っていると
感じることがいやだったからなのだ。
速さや、力ではなくて、美しさを表現するのが
好きだった。
体操もそのひとつ、シンクロナイズドスイミング、
新体操....
そういえばマットの上での運動は先生にほめられた
こともあったことを覚えている。
自転車に乗りながら声を出して歌をうたっている。
かつて歌う時には、その歌によって呼び戻される 感情を、特にさびしかったり、悲しかったり、センチメンタル とでもいう感情を感じていた。
まるで自分と一体化してそれを感じていた。
歌には自分を鼓舞する歌もある。その曲を聴くことで 元気になったり、やる気がでたり。
自分の場合は歌は前者のことが多かった。
それを聞きふけっていたときにバックして、 其のときに体験した感情をあらためて確認したり していたのだろう。
あるいは感じきり、手放す必要がある感情を 表面にもってきて、そうすることを無意識に 促していたのかもしれない。
すっかり、そういうことが減り、詩や旋律が すばらしいものは、そのものとしてみている 自分がいる。
小さいころになりたかったのは、野球選手でもなく、
パイロットでもなく、父親の仕事でもなく、
魔法使いだった。
というより、自分は魔法が使えると信じていた。
魔法使いサリー、奥様は魔女、コメットさん.....
自分で杖まで作ったりしていた。
全寮制の学校に小さいころあこがれていた
のもハリーポッターのような風景を見てわくわく
したのも、そんなことを過去に体験していたから
かもしれない。
イギリスにはあるときからとても興味を持ち出した。
ホームステイした先のランドレディはイラク人だった。
ぼくは人種、国籍、性別などが交わるところに
必然として居合わせるのかもしれない。
それにしてもハリーポッターは本当に楽しく
心騒ぐ。
そんな自分の状態を客観的に感じていたら、
とても抜け出したい気分になった。
ぐるぐるしていることが不快感きわまりなくなった。
長い長い間、渦巻きの中にいた感覚。
そこからスピンアウトして、別の方向に飛び出している。
そうでありながら、自分の軸はぶれていない。
うまく時間があいて、映画を見てきた。
そうか、グリムはドイツの物語だったのか。
展開の中にちりばめられる、童話の数々。
時間を越えてよみがえる氷の女王。
ペテン師から真の勇敢なものへ。
森の精霊の力。
兄弟愛。複雑な兄の心象。
ファンタジーではなく、現実に。
風の強い、晴れた、静かな日曜日。
力みがあったのか、休みたい感じ。
納得できないことを無意識に受け入れられていたこと
にイラつきがあった。
風に舞うコスモス。
ブルターニュのレンヌにいったことを思い出した。
TVを見ていて。
フランスにいたころは時間もお金も気持ちの余裕も
なかったが、真夏のパリ周辺にいることが
耐えられなくなって、後輩の住むレンヌに
出かけた。
そのときだ、モンサンミッシェルにいったのは。
暑い真夏のことだった。
今日のテレビでは、奇異な出会いの
夫婦がレンヌで日本食のレストランをしている
ところを追っていた。
その子供たちの名前は空と心。
マルシェの景色や、その二人の、筋肉が動かなく
なる病気の家庭教師のフランス人などがでていたのだ。
時空を超えてまるで自分がそこにいる感じがした。
わくわくと、そして何かに共鳴していた。
今日の東京は寒々とした空。
小林 正観: この世の悩みがゼロになる
5MC&1DJ
スユアの波
高橋 信次: 人間・釈迦 1 新装改訂版 (1)
マザー・テレサ スペシャルBOX
リトル・ブッダ
ローズ・ローズトゥリー: エンパシー 共感力のスイッチをON/OFFしよう
A GIRL IN SUMMER
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