自転車に乗りながら声を出して歌をうたっている。
かつて歌う時には、その歌によって呼び戻される
感情を、特にさびしかったり、悲しかったり、センチメンタル
とでもいう感情を感じていた。
まるで自分と一体化してそれを感じていた。
歌には自分を鼓舞する歌もある。その曲を聴くことで
元気になったり、やる気がでたり。
自分の場合は歌は前者のことが多かった。
それを聞きふけっていたときにバックして、
其のときに体験した感情をあらためて確認したり
していたのだろう。
あるいは感じきり、手放す必要がある感情を
表面にもってきて、そうすることを無意識に
促していたのかもしれない。
すっかり、そういうことが減り、詩や旋律が
すばらしいものは、そのものとしてみている
自分がいる。
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