訪れたのは2000年だった。
ロンドンから。
イスラエル軍のパイロットだった友人を
たずねた。
死海、嘆きの壁などを案内してもらった。
地中海沿いの海岸にはホテルが立ち並び、
不思議な感覚をもったのを覚えている。
NHKの世界遺産の番組で、エルサレムが
取り上げられていた。
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教という3つの
宗教の聖地。
おおもとは同じであったものが3つの宗教
いまや3つあわせて34億人になるという。
この番組を見ていて思ったことは、
人間は自分自身を満たすことでやさしくなれる、
でも外側に満たしてもらえることを依存していると
不用意な感情が生まれ、そして争いになるのだと
いうことだ。
自分を受容しなければ、他人を受容することは
難しいとぼくは思う。
そんなことを思った。
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