早朝車を運転していた。
うかんできたのは、僕が小学生のとき両親が旅先で
どこかの神社で運勢をみてもらったという話を聞いたときの
ことだった。
そのはなしを聞いたのは成人してからだったと思う。
「この子は勉強する機会をたくさん与えたほうがいい。
できるならいい学校にいかせたほうがいい」といわれたそうだ。
それが僕の中学受験へとつながる。
そのイメージはそこまでで、そのあとはぼくが
生まれる前に両親にいっているところ。
「おとうさんとおかあさんの(心の)状態にあった
振る舞いをする」。
ええっ!?と一瞬思ったけど、もしかしたらその
結果のひとつが病気だったのかもしれない。
信号で目の前を通り過ぎる人たちを見て、
すべての人が「あなたの心にあった振る舞いをするために
であい、すれちがっている」といっている気がした。
人間が生きることは深淵だ。
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