そのとき

数ヶ月前にお父様をなくされた知人と

話をしていた。

ちょうど一年前にきっかけがあって毎週

日曜に近所の教会に行かれているという

ことを聞いていた。

今ではそのときが一週間の終わりであり、

始まりのときなのだという。

幼いころに教会にいったことがあったが、

その中の人たちがグループを作りお互い

排他しているのが肌に合わなかったそうだ。

いまは、誰もが穏やかで親切で、ひとつだという

感覚があるそうだ。

その方のこの一年の変化といえば、その教会に

いったことくらいだが、心の変化がそれによって

大きかったそうだ。

その変化は、ぼくが最近体験している変化と

まったく同じだった。

その変化によって、自分がぶれなく、相手を

尊重し、感ずるところがあれば、なぜそう感じるのか、

それを探求していく。

そして、ある人が言っていたという、

「人は会うべき人には必ず会うことになる。

そしてそれは遅すぎず、早すぎず。」

という言葉を実感してるところまで

同じだった。

その方とも今年の初めからあいましょうと

いいながら今日まで会えなかったのだ。