甥は小学校に入学したばかりのころに
いじめにあった。
父である弟は校長、教頭、担任と幾度も話し会った。
学校側の最初の一言は「誰がやったかを探しだす」
というものだったらしい。
弟はそんなことをしても何の解決にもならない。
なぜ子供がいじめをするのか大人が気付くことが
あるだろうと返したという。
甥は幼児のころに親との関係でもった傷もあって
それがいじける態度となり、そこに引き付けられて
いじめたくなる子供がいるのかもしれない、と
ぼくらは話していた。
甥はとても純粋で、ガラスのようにもろい。
その甥は図工が好きで、先生にとてもほめられたという。
作品がすばらしいと。 そして4人兄弟の一番上だと聞いた
その先生は涙を流したと。
児童センターの先生は、他の子たちがしたくない掃除など
きちんとやる子なんだとほめてくれたという。
人にはそれぞれ輝きがある。
思い込んだ価値でしばるものではない。
どんな気分かといえば、ボーっとしていたい気分だった。
ぼくは実は遊園地好きだ。そこで動きながら。
コーヒーカップ。
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