叔父の脳出血は彼の家族を求心している。
そして最近読んでいた斉藤学氏の本が
いろいろなことを明確にしてくれていた。
そこででてくるのは再び共依存なのだ。
従兄弟と叔父夫婦の関係も、ぼくと親の関係も
何から何までそうだ。
共依存と親しさの違い。これをみた弟は
「人間やめてるってこと?」というので
「いや、自分も含めてこういうことって
凄く多いと思うよ」といった。
自己と他者の感情を区別できない。
(自分の感覚や感情が相手にも分かち
もたれていると思い込む。相手の沈黙は
不機嫌そうな表情に接すると、自分が何か
相手にとって不本意なことをしたのではないか、
自分には欠陥があるのではないかと不安になる)
不誠実(自分の感情に不正直で、その表現を抑制する)
支配の幻想(他者に献身しているのだから、その人は
自分に感謝し、服従しなければならないと思う、世話を
する相手が自分以外のものに愛情をむけることが赦せない
のでそうした状況では相手への支配、世話焼きを強める)
自己責任の放棄ないし相手からの非難の恐れ
(他者からの批判を極度に恐れ、本来の自分の判断を
保留する、あるいは隠そうとする)
自尊心の欠如(自己評価が低いため、他者に奉仕する以外
の自己主張の方法を持たない)。
すごいですね。
こういうくだりもある。
日本社会に暮らす人は、プライドが高い、
恥ずかしがりやでコミュニケーション能力
が低い。そのため、「仕事で勝負、そら
これだけの成績を上げたぞ、文句あるか」
という態度になりやすい。 それは日本人男の
もっとも深刻な問題かも、だって。
ふ~。
明日の満月にいままで断ち切れなかったループ
を思い切り解き放つ。
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