そのとき思い出したこと。
その知人は何年か前に知り合った。
彼は長野に住んでいて東京に来ていたが、
ぼくが使っている駅で会うことがあった。
なんでここにいるのかをたずねると、実家が
あるからだという。
話をしていたら、彼はぼくの通っていた幼稚園
の先輩だった。 しかも園長の娘さんの子供
の家庭教師でもあったときいて驚いた。
前置きが長くなったが、ぼくの病気のあと、
かれと駅であったとき「まじめすぎるんだよね」
といってくれた。確かにそうだった。
それを思い出した。
木を植える男のポールさんと沖縄で
歩いてきたという人と知り合いになった。
このポールさんは世界中をあるきながら
木を植えている。 沖縄では戦争のときに
23万人の人がなくなられ、その数を植える
という。 記者に「23万本も一人で植えるのは
不可能ではないのですか?」と聞かれ
「23万人の人が一人一本植えてくれれば
すぐに可能になります」と答え、記者はそこで
黙ってしまったそうだ。
ポールさんはそのときを生きているという
話を教えてくれた。
すごい。
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