見知らぬ人とすれ違うときに、
思い出したり感じることがある。
ぼおっとしながら歩いていると自分の目の前の
ことは見えるのだけれど、自分の両側を歩いて
いるひとたちの動きがとても速くなって、自分が
とってもゆっくり歩いているよう感じたりする。
そんなとき、いつもあせっていたころの自分を
思い出した。「なんであせっていたんだろう、
あせっても自分の身のためになることは
本当にすくなかった」と。
そして、必要なものは必要なときに、やって
くるのだ、という確信がある。
そして自分は自分のペースでいくことが
いいんだという確信的な気持ちになる。
人とすれ違うとき、そこがまるで隔離された空間
に思えるときがある。
今日はその瞬間が、まさにいまここにいるという
感覚だった。
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