今朝になったら絡んでいたものが解(ほど)けて放たれたように
軽やかな気持ちになっていた。
長い間ぐるぐるまきになっていたものが外れた感覚だ。
そうしたら、またまた人と話すときの姿勢や物事の見方が変わって
恐れていたものは自分の想像が作り出していたものであることが
よくわかった。
そしてとても客観的であるとともに、自分であることができる。
そんなときに昨日届いた The little book of letting go という本を
読みはじめた。
ぼくのいままでの体験をそのまま書かれているような本で驚いた。
量を読むのではなく、かみ締めて読もうと最近は心がけている。
量を読む時期も必要だった。 そのころはきっと読んだ気になって
読んだことで満足していたのだろう。 自分の考えと同じであれば
喜び、そうでなければ批判をしていたのかもしれない。
あるいは理解不能だから読み飛ばしていたかもしれない。
向き合えることができるものが限られていたのかもしれない。
この「小さい本」というなかから。
感情の裏にはなんらかの思考が働いている。
いつまでも後悔に浸るのは甘え。
それは誠意のない自責は悔悛に過ぎない。
それは人を傷つけたあなたが今度は自分を傷つけているだけ。
人間の本質とはその日の出来事でころころ変わるような
何かにすぐ影響されるような気持ちや感情に根ざすものではない。
あるがままを見ていなかった自分、あるがままの自分でなかった
自分だったことにはっきりと気が付いた。
この本は翻訳されている。「心のシンプルライフ」→
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