暖かないちにちだった。25度近くになった。
緑ににおいが一段と漂っている。
朝から感謝に包まれていた。
すべてのことに感謝の感覚。
咲いている花や木々にも。
友人と改めて話していた。
生かされて、健康であるだけで感謝なのだ。
静かに、スムーズに流れた一日だった。
小学校のときの理科室を思い出していた。
ぼくは理化部だった。
一階の奥にある理科室が好きだった。
天秤の分銅や角が曲がった小さい板状の
おもりをピンセットでいじっていたときに楽しかった
ことを思い出していた。
滞ることをひとつすると、それ以外のことが
増長されて滞っていたことを体験していた。
ひとつがスムーズだと、ブロックするものが
なくなり、他のこともスムーズでひっかかりがないことも。
なんて精妙なんだろう。
そして、ひとりひとりがその人にあった速度で
ベストがやってくることを。
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