涙

曇りの一日。

寒さと、運動不足で体がなまって
いる感じがした。

夕方甥たちが遊びにきた。

昼間からまたもやいらついていた。
今日も一日かけて友人からもらった
フラワーエッセンスを服用していた
ためだと思う。
この服用法はとにかく強力だよ、と
鼻血のあとに教えてもらった。

些細なことで本当にいらいらした。
ほとんどは、自分の暗黙の期待通りに
物事がすすんでいかないこと。
あるいは自分の領域を侵略される感覚
のとき。

日暮れ前に子供たちと散歩に
いった。
自分に気分転換が必要だったのだ。

家に戻ると本が届いていた。
たまに意識しないで注文していて
あれ、こんな本がとどいたんだ、と
あと確認することがある。

めくるとこんな文章。

人間関係における欠如で、自分自身や
相手の中から何かが出てこようとする
とき、それを恐れたり注意を向けなかったり
否定しようとしたりする。

なにか今日の気分にまた障った。

東洋と西洋の融合についても
書かれていたが、自分のいままでの
体験はここに帰着するのだと思った。

夜Ｂｅｆｅｒ Afterという番組を居眠りから
目覚めてみていたら、こみ上げて涙が
でてきた。

リフォームを完了した家で、家族が
新たな関係を築いていくことができそう
だと感じたからだ。
そしてそれが自分の家族にかぶった。

子供たちが「トトロのなかの写真みたい」
といっていた、夕方の街灯。